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40年前から教科書で愛される、国民的児童文学が感涙の映画化。
40年前から教科書で愛される、国民的児童文学が感涙の映画化。

原作は児童文学者、大川悦生(98年没)著「おかあさんの木」。発表から45年余り、その間幾度も小学校中学年から高学年の国語教科書に採用されてきたお話です。昭和12年(37年)日中戦争から始まる太平洋戦争のために7人の息子が次々と兵隊にとられ、そのたびに桐の木を植えて、息子たちの無事を祈るおかあさんの姿が母子の愛を、戦争がもたらす悲しみを子供たちに訴え続けてきました。
本作は、舞台を大川氏の生まれ故郷である長野県の田舎村に設定し、おかあさんとおとうさんの出会いから物語を始めます。7人の子供たちに恵まれ、慎ましやかながらも幸せな家族を築いていく主人公・ミツ。そこには、当時の日本中のどこにでもある、普通の人びとの暮らしが描かれていきます。そしてそんな日本中のおかあさんが直面した戦争という現実。「お国のために」と戦地に出征する息子をただ見送らなければならない悲しみ、帰らぬ息子をひたすらに待ち続けることしかできない苦しみは、「おかえり」「ただいま」と言える当たり前の日々ががいかに尊く大切なことかを、現代に生きる我々に訴えかけてきます。

おかあさんの木

主人公・ミツを演じるのは鈴木京香。「いつか、“日本のおかあさん”然とした母親役を演じてみたいと思っていた」と、25年余りの女優人生の中で節目の役に挑んでいます。さらに、ミツの次男・二郎役に三浦貴大、亡き夫の同僚役に田辺誠一、その娘・サユリ役に志田未来、物語の語り部となる現代パートのサユリ役に奈良岡朋子、と演技派の豪華キャストが集結しました。
監督は『がんばっていきまっしょい』『解夏』など丁寧な心理描写に定評のある磯村一路。製作は、東映東京撮影所とアルタミラピクチャーズが初めてタッグを組み、本年1月23日にクランクイン。「ミツの家」の撮影は、戦前の雰囲気を残す茨城県かすみがうら市の民家園で行われた他、長野県、静岡県、千葉県などでロケを敢行し、3月10日にクランクアップしました。

おかあさんの木

激動の時代を懸命に生きた親子の愛の物語は、6月6日全国公開となります。号泣必至、ハンカチなくして観られない感涙映画の決定版がまさに誕生しようとしています。

戦後70年を迎える2015年初夏、日本中の“おかあさん”に捧げる。 戦後70年を迎える2015年初夏、日本中の“おかあさん”に捧げる。